前回のやり取りから2日後、今度はひかりTVから電話があった。
今度は無線ルーターが怪しいのではないかということだった。
我が家の回線ではVoIPアダプターにある4つの有線ポートに、ひかりTVチューナーと2台の無線親機が繋がれている。
その無線親機がひかりTVに必要な帯域を奪っているのではないかという説明だった。
また的外れな見方だなと思いながらも、一応言われた通り無線親機も外し、ひかりTVチューナーだけにして起動してみるが症状はやはり改善されない。

そこでオペレーターの方にうちと同じような症状の出ている人は他にいるのか尋ねてみた。
視聴の不具合ではテレビが見られなくなるケースが圧倒的に多く、テレビが見られない人にビデオも見られないというケースが多いそうだ。うちの様にビデオだけが見られないというケースはあまりないらしい。

またビデオデータは信号として送られるテレビのデータとは違い、IPv6を使って映像データとして送られているらしい。
またIPv6に非対応の機器を考慮してか従来のIPv4での送信にも対応しているらしい。

ということは、最初の電話の時に説明を受けたビデオのデータはIPv4で送られてくるというものとは食い違っているようだ。
結局この時もビデオの再生はできず、調査を継続するということで終わった。


また2〜3日が経ち、ふと思い立つことがありフレッツのCTU設定を開いてみた。
ファイアウォール設定の不正アクセスログの項目を見てみると、IPv6を使ったひかりTVチューナーからのアクセスが不正アクセスとして廃棄されているものが多数あることが分かった。
日付は全て3月に入ってからだ。
それで、ピンときた。
原因は「Air Video Server HD」だと。
正確には「Air Video Server HD」は何も悪くはない。
これをアップデートしたときにフレッツ機器のCTU設定を変えてしまったのだ。
「Air Video Server HD」はiPhoneやiPadでパソコンのフォルダにある動画ファイルなどを再生するためのサーバーアプリだ。
インターネットを介して外出先からのアクセスも可能で、実に便利なアプリなのだが、ファイアウォールを超えるためにはポートの開放が必要になる。
ベイコムのインターネット接続を使っていた時は回線はフル開放でルーターのウォールで閉めていた。
フレッツに代わってどうなっているのかわからなかったのでCTUの設定で必要なポートだけを開けるように設定したのが間違いだったのだ。

フレッツのCTU設定はデフォルトでほとんどのデータを通す設定になっていた。
それを余計な設定で閉めてしまったのが今回の不具合の原因だった。

案の定、CTUの設定を初期設定に戻すと、ひかりTVのビデオサービスはまた使えるようになった。

ひかりTVさん、ぶーのミスでチューナーまで新しいのに替えさせてごめんなさい。


次の日、ひかりTVのカスタマーセンターに電話して、解決した事と原因について連絡しておいた。

何はともあれ、約2週間続いた「ビデオが見られない事件」は解決した。